逆流性食道炎の食事制限をいつまで続ければ良いのか悩んでいる方へ
逆流性食道炎の対策として、食事の改善は非常に一般的なものです。
ですが、食事についての改善方法は数多くあります。
どれを取り入れれば良いのか、厳しい糖質制限や脂質制限などで、いつまで続ければ良いのかと悩んでいる方も少なくありません。
当院に来院されたSさんも、食事制限を頑張るも逆流性食道炎が治らず、深刻に悩んだ患者さんの一人です。
Sさんは40代の女性で主婦をされています。
逆流性食道炎に悩まされ始めたのは、当院に来院する約7か月前のこと。
元々いろいろなストレスを抱えていた所に、食べ過ぎが重なり、吐き気や喉のつかえに悩まされ始めました。
その後ヒステリー球も発症し、不快な症状に一日中悩まされるようになります。
「ついつい食べ過ぎたり、早食いをしてしまう癖があるんですけど、そのせいか発症してしまって、それ以来ずっと治っていません」
Sさんは病院に行って薬を飲みますが、症状に改善が見られません。
薬で治らないならと通った治療院でも、治療を受け食事指導として糖質制限や小麦と乳製品といった様々な制限を行いますが、逆流性食道炎は治りませんでした。
Sさんは食事指導をしっかりと守っていたのですが、体重が落ちて体脂肪率が15%を切りはじめました。
ホルモンバランスも崩れ、生理まで止まってしまったのを機に、強い不安に襲われます。
「しっかり治療院に通って、言われた通りに食事も頑張ってるのに、体調が悪くなって、本当にこれを続けていて良いんだろうかと疑問に感じました」
「普通の食事がしたい。外食とか小麦、乳製品なんかも食べたいのに、いつまでガマンしないといけないんだろうって思うとすごく不安とストレスを感じてました」
もっと普通に食べながらでも治る治療もあるんじゃないだろうか?
切実な思いで、Sさんは別の治療院を探しはじめます。
そして当院のHPを見た際に、食事についての記述があったことから、来院を決められました。
当院で問診や検査をした結果、Sさんのお体の問題点が分かりました。
長年の食べすぎや早食いで胃腸の働きが落ちていたこと。
ストレスによって自律神経が乱れていたこと。
食事制限がSさんの体質に合っていなかったことなどが、症状を引き起こしていました。
当院では胃腸を活発にする治療と、ストレス反応を取りのぞく治療を行いました。
また、Sさんは悩んだ末に色々な情報をすごく調べていて、何をしたら良いのか余計に分からず、悩みに繋がっていました。
健康情報は沢山ありますが、その人に合った必要な情報を選択するのは難しいものです。
当院ではSさんのお体の状態を考え、今必要なことを整理してお伝えしました。
Sさんが気にされていた食事については、そんなに厳密に制限を行わず、いくつかのポイントに気を付けていただくようにお伝えしました。
当院の治療を受けられ、食事内容も見直された結果、Sさんは逆流性食道炎、ヒステリー球が治り、生理も戻ります。
「久しぶりに食事を純粋に楽しめて、美味しいなあって思いました。それに食べても症状が悪化しないのが嬉しいです」
症状がなく良い状態が安定したことを確認し、Sさんの治療を終了しました。
今では食事も過度な制限によるストレスや不安もなく楽しまれ、不調に悩まされず過ごされています。
逆流性食道炎の食事制限はいつまで続けた方が良いのか?
逆流性食道炎はお肉や脂もの、砂糖の多いお菓子などで症状が悪化することが多いです。
そのため、食事についての対策が一般的に行われています。
食事制限の厳密さは人(手法)によって異なり、ゆるめの物から、糖質や脂質を完全にカットするような、非常に厳しい制限を行っているケースも見られます。
また食事制限が症状の改善に効果的な方がいる一方で、あまり効果が見られない方もいます。
気を付けないといけないのは、同じ方法を試していても症状の重さや体質が違うため、効果には個人差があるということです。
症状が落ち着いていて効果を感じている、あるいはそれほど負担になっていないなら、継続するのは問題ではありません。
ですが、逆流性食道炎の症状に改善が見られない場合や、体になんらかの不調が見られて、いつまで続ければ良いんだろうと悩んでいるような方は、中断してみるのも一つの選択です。
厳密な食事制限は思うように食べられず強いストレスに繋がることも多く、必要な栄養素が不足してしまうこともあります。
売れている本に書いてるから、有名な先生が言っているから。
理論として正しく他の方に効果があっても、その人には合わないということは珍しくありません。
食事制限をいつまでするのかは、続けても大丈夫か、中断するべきか、自分の体の感覚を大切にしてください。
当院での逆流性食道炎の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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