逆流性食道炎で食事が取れない方に実践してほしいポイントとは?
逆流性食道炎になると、胸焼けや胃酸過多で食事が思うように取れない、と悩む方が少なくありません。
逆流性食道炎は薬を飲んでも良くならないケースも多くあり、もう一度普通の食事を取れるようになりたい、と望まれます。
Tさんも、逆流性食道炎に長らく悩まされていた患者さんの一人です。
Tさんは60代の女性で、主婦として家事をこなしながら、お母さんの介護もしています。
毎日が忙しく、肉体的にも精神的にも疲れていました。
Tさんが逆流性食道炎の症状に悩まされ始めたのは、当院に来院する2年前のことだと言います。
胃酸が逆流して、食事が思うように食べられなくなりました。
また胃の痛みにも悩まされます。
Tさんは病院に通い、逆流性食道炎と診断を受けます。
処方された薬を飲み続けましたが、症状に改善は見られません。
「痩せたら駄目だから何とか食べようとするんだけど、体が受け付けないのがツラかったです」
「病院に行っても薬を出してくれるだけで、他に何もしてくれないし、治らない日が続きました」
Tさんは自分でも色々と調べ、低糖質のパンを食べるなどの糖質制限を始めたりもしました。
それでも症状は改善が見られず、それどころか近頃では悪化してしまっていました。
普通の食事を、普通に食べたい。
頑張って無理に食べたり、食べたいものを我慢するのではなく、当たり前の食事ができるようになりたい。
Tさんは治すために、病院以外での治療を探しはじめました。
その結果、当院のホームページを見て来院することを決めます。
当院で問診や検査をした結果、Tさんの症状の原因が分かりました。
一つ目はストレスの問題。
もう一つは食事に問題がありました。
介護疲れや自分の体調不良によるストレスで、胃の働きを悪くしていました。
当院では胃腸の働きを整えただけでなく、ストレスを調整する治療を行いました。
また、食事についても胃腸を活発に働かせ、逆流性食道炎の改善に効果的な内容をお伝えしました。
Tさんは治療を受けるたびに症状が改善していき、食事もどんどんしっかりと取れるようになっていきました。
「普通の食事が取れるのが、すごく嬉しいです」
と、とても喜ばれていました。
親御さんの介護を続けながら、これまで食べられなかった食事を楽しんでいられることでしょう。
逆流性食道炎の方に実践してほしい食事のポイント
逆流性食道炎が発症してから、胃に胃酸が溢れて、まともに食事も取れないと悩む方が少なくありません。
必要な栄養をしっかりと取るためにも、食べないといけないのに、体が受け付けてくれない。
好きなものを胃に良くないからとガマンしたり、逆に胃に良いものだからと無理に食べることでストレスを溜めて、ますます症状を悪化させてしまう。
そんな悪循環に陥ってしまいがちです。
そんな方は、胃腸を活発に働かせるものを優先的に食べるようにすると良いです。
逆流性食道炎に悩む方に実践してほしい食事のポイントは以下の2つ。
- ・食事での野菜や果物の比率を増やす
- ・お水をしっかり飲む(1日2リットルを目標に*1)
(*1)一気にお水の飲む量を増やすと、胃腸に負担がかかるため、少しずつ飲む量を増やしてください。
これらのポイントは、食物繊維や酵素の働きで、胃を胃酸から守ったり、便通を改善して腹圧(胃の圧迫)を減らすなど、胃腸を元気にさせ、逆流性食道炎の改善に効果的な内容です。
普通の食事も体が受けつけず食べられない状況は、ツラいことだと思います。
まずは胃腸を活発に働かせ、食事を取れる状態へと改善することが重要です。
逆流性食道炎はストレスの問題や自律神経の乱れなど、他にも原因は考えられますが、食事はとても大きな要因の一つです。
お悩みの方はぜひ試してみてください。
当院での逆流性食道炎の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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