過敏性腸症候群で留年寸前の高校生が卒業と受験に合格できた理由
過敏性腸症候群は生活に大きな支障をきたしやすい症状です。
トイレから出れなくなるような腹痛や、本人に自覚がないのに周りに臭いと言われてしまうガスといった悩みで、学校や職場に通えなくなる人が少なくありません。
留年や退職といった、人生の大きな変更を余儀なくされる方もいる症状です。
当院に来院されたU君も過敏性腸症候群に長く悩まされて、学校に思うように通えず、そのままだと留年する可能性が高かった患者さんです。
U君が過敏性腸症候群に悩まされ始めたのは、中学三年生の時からだと言います。
腹痛や下痢でトイレにこもるようになり、お腹の張り、ガスに悩まされました。
病院を受診したところ、過敏性腸症候群と診断を受け、薬を処方されます。
それから三年ほど症状は続き、次第に悪化しはじめました。
元々成績優秀で進学校に通っていたU君ですが、症状がキツくなってきてしまい、受験前の大事な時期に出席日数が危なくなって卒業できるかどうかも微妙になっていました。
「もしかしたら出席日数が足らなくて、留年してしまうかもしれない状況でした。将来のことを考えると不安で、なんとか無事に卒業して、大学に通えるようになってほしかったです」
U君のツラそうな姿や学校での状況を見守りながら、お母さんはとても心配していました。
長年病院に通院して処方された薬を飲み、食事にも気をつけていましたが、少しずつ症状が悪化していたことを考えて、別の治療法を探し始めます。
そんな時に当院のHPを見たことで、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、U君の症状の原因が分かりました。
過敏性腸症候群を引き起こしていた主な原因が二つありました。
一つがストレスによる自律神経の乱れです。
ただ、U君は受験生ですが、成績優秀だったこともあり、そこまで強いプレッシャーやストレスは感じていなかったと言います。
にも関わらず、自律神経は乱れてしまっていました。
もう一つが首への負担からくる骨格のバランスの崩れです。
U君はクラブを引退して勉強する時間が増え、休憩にスマホを触る時間も増えていました。
そのため姿勢が悪くなることが多く、首に負担がかかっていました。
U君の場合、この首への負担が増加したことが、症状を引き起こす大きな問題になっていました。
脳から背骨を通って、神経は全身に伸びています。
首に負担がかかり、骨格のバランスが崩れると、神経の伝達が阻害されて、自律神経が乱れやすくなります。
当院の治療では、首のバランスと姿勢を改善し、ストレスへの治療を行いました。
治療を続けるにつれて、U君の症状は改善されていきます。
「お腹の症状が落ち着いて、学校も休まず行けるようになりました」
また大学受験にも良いコンディションで臨むことができました。
「ぜんぜんお腹を気にせずに、問題を解けました」
受験にも合格し、この春からは晴れて大学生です。
「このままだと留年してしまうと心配していたので、無事に卒業と進学ができて良かったです。本当にホッとしました」
U君のお母さんも症状が落ち着いて安定したこと、四月から大学生になることを、すごく喜ばれていました。
大学生活が始まり、また自分でもコンディションを管理できる状態になっていることで、当院の治療を終了しました。
今は大学生活を頑張って過ごされていることでしょう。
過敏性腸症候群での留年をしないために気をつけてほしいこと
過敏性腸症候群は一般的に治りづらいとされている症状の一つです。
食事内容に気をつけたり、薬やサプリメントを服用したり、ヨーグルトなどの乳酸菌を取ったり。
過敏性腸症候群を少しでも改善しようと、頑張って対策を取っている方が多いです。
ですが色々と良くしようと頑張っているのに、どうしても改善が見られず、何が原因なのかと困っています。
そんな方に多く見られる原因が、姿勢の悪さからくる自律神経の乱れです。
内臓をはじめとした体の様々な機能は、自律神経によって主にコントロールされています。
その自律神経は、脳から背骨を通って、全身へと伸びています。
姿勢や首のバランスが悪くなると、神経の伝達が阻害されることで自律神経が乱れ、食事やストレスの影響を非常に受けやすくなってしまいます。
本来なら問題にならないような食事内容や小さなストレスでも、症状の続く原因に繋がっていることが多いです。
姿勢や骨格のバランスを崩さないためには、日々の習慣に気をつけることが大切です。
・スマホやPCの画面を低い位置で見ない
・首を振ったり、グルグル回さない、ボキボキ鳴らさない
・姿勢が悪くなっていた時は伸びをする
これら悪化の原因を取り除くことは、症状の改善のために欠かせません。
ただ、留年するかもしれない、と差し迫った状況にある場合は、これらの対策だけではなく、姿勢を改善したり、骨格のバランスを整える治療を受けた方が良いケースもあります。
どこの治療院でも対応できるわけではありませんが、このような治療を受けることも、選択肢の一つに入れてみてください。
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