過敏性腸症候群のガス型で授業中がツラい方に気をつけてほしいこと
過敏性腸症候群になり、授業中にガスやお腹の音が気になって、少しも集中できない。
また、落ち着いて授業を受けられないと悩む方が少なくありません。
自分の体臭は、自分で把握することが難しいです。
そのため、休み時間に消臭剤などの対策をとっても変化が分からず、まだ臭いのではないかと、疑心暗鬼に陥ってしまう方も多くいます。
当院に来院されたSさんも、過敏性腸症候群のガス型で、特に授業中に悩まされた患者さんの一人です。
Sさんが過敏性腸症候群に悩まされ始めたのは、当院に来院する7年前のことでした。
お腹の張りやガス、自分は体臭がキツいのではないかといった症状に悩まされてしまいます。
過敏性腸症候群が発症したことで、Sさんの学生生活は大きく変わってしまいました。
「学校で周りから臭いと言われたのが、ものすごくショックでした」
Sさんは担任の先生に相談し、席を後ろにしてもらったりもしましたが、どうしても周りの反応が気になってしまいます。
「また臭いって言われたらどうしようって気が気じゃなくて、全然リラックスできなくなりました」
「それに後ろに誰か立たれると、すごく緊張してしまうようになりました」
Sさんは病院に通院し、処方された薬を飲んでいましたが、症状に改善は見られません。
その後、受診を勧められた心療内科に通ったり、鍼灸にも通ったりもしましたが、良くなることはありませんでした。
中学生で発症した過敏性腸症候群は、Sさんが高校生になり、そして大学生になってからも続きます。
発症から7年が過ぎ、それでも改善の兆しが見られないことから、一生このまま続くのではないか、と強い不安を抱くようになっていきました。
「過敏性腸症候群とか体臭とかを忘れて、普通の生活を送りたかったです」
なにか他に治療法はないのかと調べていたSさんは、当院のHPを見たことから、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Sさんのお体の問題点が分かりました。
大きな問題となっていたのは、猫背とストレートネックの2点の問題でした。
脳から背骨を通って、全身へと神経が伸びています。
姿勢が悪くなったり、首の骨格のバランスが崩れたりすると、神経の流れに支障が起き、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
また、これらの問題があると、自律神経が乱れやすくなり、ストレスによる影響を受けやすくなってしまいます。
その結果、Sさんは必要以上に自律神経のバランスが乱れてしまい、過敏性腸症候群を引き起こしてしまっていました。
当院の治療では、Sさんの姿勢を改善し、首の骨格のバランスを整えました。
姿勢や首の状態が良くなっていったことで、Sさんの自律神経が整い、ストレスによる影響も受けづらくなっていきます。
過敏性腸症候群によるお腹の張りや便秘、ガスといった症状が改善されていき、Sさんは、症状に悩まされることがなくなっていきました。
「すごく落ち着いた気持ちで過ごせています」
と良い状態を喜ばれ、今では安心して大学に通学されています。
過敏性腸症候群のガス型で授業中、どんどんひどくならないために
過敏性腸症候群のガス型の方は、教室や電車などの人が密集した場所に対して、怖さやストレスを感じていることが多いです。
「臭いと思われたらどうしよう?」
「もしかしたら今も臭いがしてないだろうか?」
考えない・気にしない方が良いと分かっていても、自分では思考や感情をコントロールできず、強い不安や恐怖感に悩んでいる方が多くいます。
とはいえ、自分の思考や感情をコントロールするのは簡単なことではありません。
そこで大切になってくる対策が、ストレスに対しての影響を最小限に抑えることです。
同じようにストレスを受けた場合でも、姿勢や首の状態によって、自律神経の乱れ方は変わってきます。
自律神経は、脳から背骨を通って全身へと伸びています。
姿勢や首の状態が悪くなると、神経の伝達に支障が起き、自律神経が乱れやすくなってしまいます。
・猫背が癖づいている
・スマホやタブレットをうつむいて使用している
・ベッドでうつ伏せになりながら、長時間見ている
などで自律神経を乱している方が多くいます。
普段の姿勢に気をつけたり、スマホやタブレットの見る位置や体勢に気をつけることが大切です。
まずは自分の姿勢が悪くなって自律神経を乱していないか、チェックしてみてください。
他の過敏性腸症候群の改善例はコチラ
・人間関係に悩みがないのに学校に行けない過敏性腸症候群の大半の理由
・これが悪いの? 過敏性腸症候群を引き起こす予想外な生活習慣
・過敏性腸症候群をひどくしていた原因が、まさかの寝る前の過ごし方?
・過敏性腸症候群のガス型の高校生が、休まず学校に通えた理由とは?
・過敏性腸症候群のガス型を知らずに悪化させている食事をしていませんか?
・過敏性腸症候群でトイレに篭もってつらい日々が、今は大丈夫な理由
・過敏性腸症候群のストレス対策は、考え方も大事だが○○も大切
・10年以上治らなかった過敏性腸症候群の原因が悪い姿勢だった!?
・過敏性腸症候群の便秘型のおならが改善したシンプルな理由とは?
・過敏性腸症候群で小食の方でも意識して欲しい食事バランスとは?
・過敏性腸症候群の方の睡眠時間について気を付けて欲しいポイント
・過敏性腸症候群を不安やストレスで悪くしている方の意外な原因とは?
・過敏性腸症候群で不安が薬で良くならない方に、おススメの対策とは?
・過敏性腸症候群の方が衝動的に甘いものが欲しくなってしまう理由
・過敏性腸症候群を悪化させる習慣をどうやって解決すればいいの?
・過敏性腸症候群で考えすぎと分かっていても、考えてしまう原因とは?
・過敏性腸症候群とパニック障害を併発してしまう人に多い理由とは?
・過敏性腸症候群は体質だからと諦めかけていた人の意外な原因とは?
・過敏性腸症候群が、不安や緊張でひどくなる人に気を付けてほしいこと
・なぜ過敏性腸症候群の女性は冷え性だと色々な不調に悩まされるのか?
・子育て中の過敏性腸症候群のお母さんに知ってほしい大切な考え方
・過敏性腸症候群でお腹が張る方が見落としている意外な根本原因とは?
・過敏性腸症候群で原因不明と悩んでいる方に考えられる原因とは?
・過敏性腸症候群のガス型を治したい人が見落としがちな習慣とは?
・過敏性腸症候群で便秘と下痢を繰り返す時に考えられる原因とは?
・過敏性腸症候群で留年寸前の高校生が卒業と受験に合格できた理由
・過敏性腸症候群で10年以上何をしても治らなかった方が治った理由
・過敏性腸症候群で結婚できないのではと不安な方に知ってほしいこと
・過敏性腸症候群で学校に行けず友達ができないのは、心の問題?
・過敏性腸症候群で体調が悪いのに、忙しくて自炊ができない方の対策
・過敏性腸症候群のガス型で授業中がツラい方に気をつけてほしいこと
・過敏性腸症候群のガス型で受験前の方が見落としがちな原因とは?
・過敏性腸症候群の下痢型の方が取り過ぎがちな食事の問題点は?
・過敏性腸症候群のガス型で仕事に支障をきたす方が見落としがちな原因
・過敏性腸症候群で薬が効かない方に考えられる、ある原因とは?
創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
受付時間:午前 9:00~13:00
午後16:00~20:00
(定休日:土曜日午後・日曜・祝日)
> 詳しい道順はコチラ