過敏性腸症候群が、不安や緊張でひどくなる人に気を付けてほしいこと
過敏性腸症候群は、メンタルの影響を強く受ける症状です。
そのため、不安や緊張といったストレスを減らしたり、影響を受けにくくすることは、対策としてとても重要です。
多くの方がその重要性を分かっていながらも、つい軽視してしまう問題があります。
それは、忙しくなると疲労やストレスが溜まるのに、ケアやリカバリーが足りなくなることです。
当院に来院されたHさんも過敏性腸症候群に悩まされた患者さんの一人です。
Hさんは30代の女性です。
主婦として家事をしつつ、パートとして忙しく働き、またお母さんとしても子育ての日々を過ごされています。
そんな忙しい日が続く中で、疲労やストレスが溜まっていきました。
「気付いたら疲れきっていて、不安や心配事ばかり考えてしまうようになっていました」
普段はそこまでひどくない過敏性腸症候群が、疲れとストレスの蓄積と共に、症状を悪化していきました。
また、Hさんは他にも多くの不調を抱えていました。
いつも眠たい、疲れやすい、気分の浮き沈みがある、肩こりがひどい、手足が冷える、頭痛がある等、その内容は様々なものがありました。
「子どもと遊んであげるのも、しんどくて仕方なかったんです」
「体の調子が良くして、もっと子どもと遊んであげたい、元気な状態でちゃんと接してあげたいと思いました」
HさんはHPを見たことから、当院に来院することを決めます。
当院で問診や検査をした結果、Hさんのお体の問題点が分かりました。
大きく原因は二つあり、一つ目はスケジュールの詰め込みすぎで、肉体的・精神的な疲労が溜まっていたことです。
Hさんは毎日を忙しく過ごされる中で、少しずつ疲労やストレスが蓄積していました。
多少の無理ならば体は回復してくれますが、その限度を超えたことで、内臓が疲労し、自律神経を乱してしまっていました。
二つ目は首のバランスが崩れて、自律神経を乱してしまっていたことです。
お仕事や趣味の読書など、日々の生活で下を向く時間が非常に長かったことで、慢性的に首に大きな負担がかかってバランスが崩れていました。
脳から首を通って全身に神経が伸びているため、首に負担がかかり続けると、自律神経のバランスが乱れ、ストレスによる影響を受けやすくなってしまいます。
当院の治療では、乱れていた自律神経を整える調整をしました。
体に蓄積していた不安による影響を取り除き、崩れていた首の骨格を整えます。
Hさんご自身には、意識的にゆっくりする時間を作ってもらいました。
精神的にも肉体的にも、疲れをケアする必要がありました。
また、姿勢に気を付けてもらい、うつむく時間を減らしてもらいました。
お仕事などでうつむく時間があった後には、体操をお伝えし、実践してもらいました。
「これまではついスケジュール詰め込みすぎてました。休んでみると、体も心もとっても楽になって、疲れてたんだなあって分かりました」
治療が進んでいく中で、Hさんはお腹の状態が良くなり、過敏性腸症候群に悩まされなくなっていきます。
また、慢性的な疲労感が解消され、精神的にも良い状態を安定できる、手足の冷えがなくなるなど、不調が改善されていきました。
その後、良い状態を安定して保つことができるのを確認し、当院の治療を終了しました。
Hさんは調子の良くなったお体で、お子さんとの時間を大切に過ごされています。
体の状態によって、不安や緊張をキツく感じてしまいます
過敏性腸症候群は食事、ストレスといった原因以外にも、生活習慣による影響を大きく受けます。
日々の疲労の蓄積は、軽視されたり、他のことを優先するあまり、見過ごされやすい原因の一つです。
学生なら試験勉強やクラブ活動、受験対策が。
大人なら仕事、家事、子育てなど。
人それぞれ事情があり、多くの方が忙しく過ごされています。
忙しくすることはある程度まではリカバリーが利きますが、無理をし過ぎると神経や内臓に疲労やストレスが溜まります。
これらの疲労の蓄積は状態がなかなか表面に現れず、なんとなく体が怠い、最近いつも疲れているな、とぼんやりとした不調を感じます。
そして、気付いたときには深刻化して発症することも珍しくありません。
体や精神に余裕がなくなると、自然と今後どうなるんだろうとか、良い未来を描けないようになったり、悪い方向に考えてしまったり、痛みや不調に囚われてしまいがちです。
忙しく過ごしているなと自覚がある場合は、それに見合ったケア・リカバリーも大事です。
・睡眠時間をしっかり取る
・リラックスできる時間を作る
・没頭できるような趣味の時間を過ごす
ケアやリカバリーが早ければ早いほど、回復にかかる日数も短く済みます。
肉体的、精神的な疲労を、自分に合った方法でしっかりとケアしてあげてください。
当院での過敏性腸症候群の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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