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過敏性腸症候群で小食の方でも意識して欲しい食事バランスとは?

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過敏性腸症候群で小食の方でも意識して欲しい食事バランスとは?

過敏性腸症候群でお悩みの方は、食事の改善に取り組まれることが多いです。

ですが、中には非常に小食で、おにぎりやパン一つでもお腹が膨れてしまうため、胃腸に良い食事をなかなか取れないというケースも、よくみられます。


当院に来院されたOさんもまた、10年以上もの長い間、過敏性腸症候群に悩まされた患者さんでした。


Oさんはモデルのような体型の20代の女性。

会社員として毎日を忙しく働いています。


Oさんが過敏性腸症候群に悩まされたのは、15歳の頃からだと言います。

ガスによるお腹の張りや、毎日のように繰り返す下痢、下痢からくる腹痛に悩んできました。


学生時代から始まった過敏性腸症候群は、その後大人になっても良くならず、10年以上続くことになります。

また、吐き気や胃もたれといった症状に加え、めまい、ひどい肩こりなどにも悩まされていました。


「朝の時間帯は症状が特に強く出て、困ってました。お腹の張りがきつくて、家を出るのが大変だったので」


Oさんは病院に通い、過敏性腸症候群の診断を受けます。

薬を処方され飲んでいましたが、その後治ることはありませんでした。


また病院以外にも、カイロプラクティックに通ったり、ドラッグストアで整腸剤やサプリメントを試したりもしましたが、改善が見られません。


「ガスや下痢、吐き気がなかったら毎日どれだけ楽なんだろうなって思ってました」

「子どもの頃みたいに、お腹を気にせずに過ごしたいなと思って、治療院を探しはじめました」


病院の薬で治らず、カイロプラクティックでも、サプリメントでもOさんは良くならなかった。

過敏性腸症候群が治る方法を色々と探し、当院のホームページを見て、来院を決めます。


問診や検査の結果、Oさんのお体に、いくつかの問題点が見つかります。


姿勢の悪さ、日常生活のストレス。

そして日々の食事内容の3つの問題です。


この中で一番大きな影響を与えていたのが、普段の食事の問題です。


「昔からあんまり食べられなくて、すぐにお腹が一杯になって満足してしまいます」


Oさんはとても小食です。

朝は栄養食一つ、お昼はおにぎり一個だけといった具合に、非常に少量でも十分にお腹が膨れていました。

そのため、普段から食事はバランスが崩れがちで、野菜や果物を食べる量も非常に少なくなっていました。


必要な栄養が摂れないから、胃腸の働きが弱くなってしまう。

食べものをしっかり消化したり、お通じがしっかり出せない。


その結果、毎日の下痢やガス、胃もたれ、吐き気といったつらい不調に繋がっていました。


当院の治療では、働きの低下していた内臓を活発に働かせ、ストレスを取り除いたり、姿勢の改善を行いました。


また、Oさんの食生活に合わせた食事指導も行いました。

食べる量が少しで満足してしまうOさんの場合、単純に野菜や果物の食べる量を増やすというのは実践が難しいようでした。


そのため、当院がお伝えしたミキサーで作る野菜ジュースを飲んでいただいたり、比較的に食欲のある夕食だけでもサラダの小鉢を食べてもらいます。

また、同じ一品だけを食べるにしても、八宝菜などの自然と野菜を食べれるメインを食べてもらったり、おやつに食べていた甘いお菓子を、果物に置き換えてもらうといった指導を行いました。


Oさんは可能な限り、この食事を実践されました。

当院の治療と食事の変化によって、10年以上も続いていたOさんの下痢やガスといった症状は、来院するたびに改善していきました。


毎日続いていた吐き気も治まり、肩こりなどの不調も同時に改善していきました。


小食の方にたくさんバランス良く食べてくださいというのは難しいと思います。

食事の量を増やすのは難しいですが、バランスは意識してください。


小食の方もバランス良く食べることが重要です

食べられる範囲内で、バランスのとれた食事を

過敏性腸症候群は食事による影響が大きい症状です。

  • ・野菜や果物を積極的に食べる
  • ・お肉や揚げ物、加工食品の食べすぎに気を付ける
  • ・お水をしっかり飲む(1.5~2Lが目安)

これら3つのポイントは、胃腸を活発に働かせ、過敏性腸症候群の改善するために、非常に重要です。


バランスの良い食事が腸に良いことは誰もが知っていますが、知っていてもそれぞれの事情もあり、実践できないケースが少なくありません。


一人暮らしに加えて仕事が忙しく、自炊している余裕がない。

もともと食が細く、おにぎりやパン一つ食べるだけでもお腹が大きくなってしまう。


その他にも、人によっていろいろな事情があります。


ただ、それぞれの事情の範囲内で、バランス良く食べることを心がけることは重要です。


・外食の際はサラダをつける

・野菜炒めなどの野菜を自然と食べられる注文をする

・甘いおやつを毎日食べるのではなく、果物に置き換える日も作る


といった工夫が一例として効果的です。


これらの取り組みの一つ一つが、ご自身のお腹の環境を良くし、不調の改善へと繋がります。

ご自身のお体の状態や生活習慣に合わせて、ぜひ取り組んでいってください。


当院での過敏性腸症候群の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。


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