過敏性腸症候群の方のひどい倦怠感の原因とは?
過敏性腸症候群の方は、ひどい倦怠感で悩まされることが少なくありません。
朝起きたときから疲労していて、一日の終わりには疲れきっていたり、体がしんどくて何も手につかないと、深刻に悩んでいます。
当院に来院されたNさんも、過敏性腸症候群から倦怠感に悩まされた患者さんの一人です。
Nさんは20代の女性で、普段はスーパーで働いています。
スーパーでの仕事がハードで、夜遅くまで働いていることに加え、荷解きや在庫整理など重たい物を持つことも多くあると言います。
もともとNさんは学生の頃から肩の痛みに悩まされていましたが、今の仕事をしてからは首や背中の痛みにも悩まされるようになりました。
そして、体に負担のかかる生活を続けているうちに、お通じにも問題が起き始めました。
トイレに行ってもお通じが出ない。
やっと出たと思ったら、今度はお腹を下してしまう。
調子良く出ることがなくなり、便秘と下痢を繰り返すようになってしまいました。
お腹の調子が悪くなった頃から、Nさんの体に倦怠感が出始めました。
「朝起きたときからしんどくて、いつも疲れている状態でした。一日中ひどい倦怠感に悩まされるようになりました」
めまいや立ちくらみにも襲われ、気持ちも不安やイライラが抑えられないようになっていきます。
Nさんはカイロプラクティックや整骨院にも通ってみました。
ですが、症状が改善されることはありませんでした。
「どんどん自分の状態が悪くなっていくのが分かりました。このまま続いたら、将来どうなってしまうんだろうって不安がありました」
Nさんは自分の抱えた色々な症状を解消できる治療院を探しはじめました。
そして、当院のHPを見て来院を決めます。
Nさんのお体の状態について、当院で問診や検査を行いました。
その結果分かったことは、お仕事で前屈みが多いことから姿勢(特に首)が悪くなり、自律神経が乱れて過敏性腸症候群を引き起こしていました。
そして、内臓の働きが悪くなったことで、疲労物質をしっかりと分解、排泄できなくなっていました。
疲労からストレスが溜まり、姿勢も悪くなって自律神経を乱してしまうと言う、悪循環に陥っていました。
当院の治療では、首のバランスを整え姿勢を良くしたことと、Nさんのお腹にとって良い食事をお伝えしました。
「姿勢が悪くなって内臓の働きが悪くなっていたことが、倦怠感が取れない原因になっているなんて気づいてませんでした」
当院の治療を受け、ご自身でも日頃の座り方や体の使い方に気を付けていただいた結果、Nさんの症状はしっかりと改善していきました。
お仕事のハードさは変わらなくても、今は寝ている間にしっかりと体が休まり、朝起きたときには回復して、元気に過ごされています。
倦怠感が取れないのは、疲労物質や毒素を排泄できていないから?
過敏性腸症候群にお悩みの方は、お通じの不調だけでなく、ひどい倦怠感や疲労感に悩まされるケースがあります。
腹痛やお腹の張りといった症状もツラいですが、倦怠感がひどくて上手く動けない。
過敏性腸症候群だけでなく、内臓の機能に何らかの問題を抱えている方は、倦怠感に悩まされることが多いです。
それは、内臓が疲労物質を始めとした体内の毒素・老廃物を分解し、排泄しているためです。
特に腸は、便という形で体に有害なものを排泄しています。
腸の状態が良くないと、便がしっかりと排泄できなかったり、本来吸収してはいけない毒素を吸収してしまうことに繋がります。
お腹の働きを悪くする習慣は、自律神経を乱してしまう姿勢の問題やストレスの問題、そして食事の問題に大きく分けることができます。
その中でもよく見られるものに、次の3つがあります。
- ・うつむいてスマホを見るような姿勢や長時間の猫背など
- ・慢性的なストレスの溜めこみ
- ・食事バランスの乱れや暴飲暴食など
過敏性腸症候群で倦怠感が抜けない場合は、これらお腹を疲れさせる原因を抱えている可能性があります。
もし、当てはまるようだったら、それに気を付けていただくだけで症状の緩和に繋がるので、気を付けてみてください。
当院での過敏性腸症候群の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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